平井秀松さん

下宿先の先輩にあたる方だ。

大学も分野も違う。

しかし、同じ土地、同じ組織に属することは間違いない。

同じOB会に属する。

それしか接点はない?

 

実験でよく使う電気泳動を日本に導入した方。

当たり前のように利用されている行動を初めて生んだ人。

 

そして、文章。

読み物として面白く

人柄も尊敬している

 

海軍軍医として出征した方

その時

わたしは日本史という物語の中に自分を投影することができたように感じた。

縄文から江戸、明治、昭和、平成、、、。

 

その中でたくさんの人に養われて自分がある。

 

しかし、なぜか、この方のことを思い出す。

そして日本史というつながり

下宿先。

 

寝食を時間と空間や隔てて共にした人。

同じ時代ではない

同じ空間ではない

 

しかし

共通点がある

 

この部屋で暮らし

社会で活躍した先輩方がいる

 

自分の部屋ではなく

わたしがお世話になっている部屋

 

どうしてこのありがたさがわからないのか

 

 

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